2015.05.20更新

 

 こんにちは、東京・日本橋の弁護士秦(はた)です。

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 離婚調停についてインターネットなどで調べると、ご本人でも手続きができる様なことが書いてあったりもします。そして、離婚調停の概要などについてはネット上にも記載があります。しかし、実際調停委員を前に上手に話をすることができるのか不安に思われている方も多いと思います。今回は、離婚調停での弁護士の役割を中心に解説します。

 

1.まずは、話し合いを十分にすること

 

 まずは、離婚についてはご夫婦で直接お話し合いをすることを強くお勧めします。ご夫婦二人だけの話し合いが難しい場合には、双方のご両親が間に入ったり、家族会議のような形で話をしたりすることもできますし、共通の友人が間に入って話をする方法もあると思います。

 

2.離婚調停とは

 

 このような話し合いがうまく行かなかった場合、次のステップとしては離婚調停手続があります。離婚については調停前置主義と言って、いきなり裁判をすることはできません。ですので、裁判所を利用するにしても、まずは、調停手続を踏む必要があります。

 調停とは、簡単に言うと、家庭裁判所の調停委員に間に入ってもらって離婚の諸条件について話し合いをすることです。

 

 では、弁護士が離婚調停の代理人になる場合どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

3.離婚調停での弁護士の役割

 

 まず、離婚調停での弁護士の役割ですが、事実関係について最もよく事情を知っているのは、依頼者様本人ですので、調停委員との受け答えは依頼者様ご本人になります。そして、弁護士の役割は、調停前の事前準備、調停室内では、依頼者様の受け答えのフォローと調停室外での作戦会議になります。

 

①事前準備

 弁護士が代理人となって調停を申し立てる場合には、調停申立書という形で書面を作成しますし、最近は、調停委員より準備書面という書面の提出を求められることが多いので、調停前に事前にその様な書面を裁判所に提出して行くことになります。

 また、調停前に、調停時の重要なポイント等についても事前に準備して行くことになります。

 

②調停室内でのフォロー

 事前に調停で話をするポイントなどについては私の方から依頼者様に丁寧にご説明します。しかし、実際調停室に入りますと、基本的には調停委員の方から質問がなされ、それに対して回答するという流れになりますので、重要なポイントについて話そびれてしまうということが往々にしてあります。また、話し方によっては調停委員に十分こちらの意図が伝わらない場合があります。

 

 その様な場合に、ご依頼者様が話し終えた後、または話の途中に、私の方から重要なポイントについての補足やご依頼者様の発言のニュアンスの違いの説明などをすることができます。

 

③調停室外での作戦会議

 

 調停は、交互に調停室に入って話をすることになりますので、相手が調停室に入っている間は待合室で待機することになります。この待合室での待機時間というのは、弁護士が就いている場合には、次に調停室に入る前の重要な作戦会議の時間になります。

 

 すなわち、調停委員とのやり取りで、調停委員がどのように考えているのか、こちらの受け答えに対してどのような反応を示したのかなどについて作戦会議をして次に調停室に入室する際の心構えなどについて備えることができるのです。

 

 また、先方の不倫やDV等の客観的証拠をこちらが持っている場合に、その証拠をどの程度の量、どの段階で提出するのかについても検討することになります。

 

 私は、離婚調停での弁護士の役割について聞かれた際に、サッカーや野球の試合の監督の役割であると説明することがあります。確かに、草野球をする場合には、監督などは要らないのかもしれませんが、離婚調停はご依頼者様にとっては人生に1,2回の重要な事柄ですので、きちんとした監督を就けて試合に臨んで欲しいのです。

 

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