2017.01.23更新

 

こんにちは、東京・日本橋の弁護士秦(はた)です。

 

1.ご本人で離婚調停を起こすケースは案外多い


 

 配偶者と離婚したいけれども、本人同士の話し合いでは埒があかない、身内や友人の協力を得ることも難しいという場合、ご本人で家庭裁判所に離婚調停を申し立てるという方もいらっしゃいます。

 

 離婚の話を前に進めるためというのもあるでしょうが、弁護士に頼むと弁護士費用がかかりますから、弁護士費用をかけずに解決するために、ご本人で調停を申し立てると言うことも考えられます。

 

 

2.中途半端に手続を進めてしまったのに弁護士に依頼できるのか。


 

 ご本人で調停手続を進めてしまいますと、以下のように思われる方も多いと思います。

①自分の進め方が上手ではなかったので、弁護士から厳しい指摘を受けてしまわないか。

②弁護士から「こういう問題は調停を起こす前から弁護士に頼むものだ」と言われてしまわないか。

③自分の進め方が悪かったため、弁護士から「もうここまで手続が進んでしまっていると手遅れです」と言われないか。また、今更頼んでも引き受けてもらえないのではないか。

④弁護士に頼むほどのことではないと考えて進めたことだから、今更弁護士に頼むというのが言いづらい。恥ずかしい。

 

 結論から申しますと、離婚調停手続の途中から弁護士を立てるということは全く問題ありません。

 

 もちろん、調停を起こす前から弁護士に依頼してもらっていた方が進めやすいことは確かですが、基本的に「手遅れ」と言うことは少ないと思われます。

 

 ただし、調停手続を進めていて、後述のような不安感などを持った際には、早めに弁護士に相談されることをオススメします。弁護士に相談イコール弁護士に依頼するということにつながりませんので、まずは、今後の見込みなどについて弁護士に相談してみると良いと思います。

 弁護士に依頼することで事態が好転するようであれば、弁護士に依頼すればよいですし、それが見込めないのでしたら、依頼しなければよいのです。

 

 

3.ご本人で対応することの限界


 

 先ほどご紹介しましたとおり、ご本人で離婚調停を申し立てるというケースも相当数ありますが、ご本人のみですと限界があるのも事実です。

 思い当たる節があるようでしたら、早めに弁護士に相談だけでもすることをオススメします。

 

①調停委員が相手の肩ばかり持つように見える

 調停手続に対するご不満の中でも「調停委員が相手の言うことばかり聞いて、こちらの言うことを聞いてくれない」という不満は特によく聞きます。

 

 ただ、私が詳しく話を聞いてみますと、調停委員が相手の肩ばかり持っているのではなく、法律に則って話をしているというケースも多くあります。調停委員も法律や家庭裁判所での一般的な取扱いを無視して調停を進めることはできませんから、偶然相手の言っていることと法律の内容が一致すると言うこともあるのです。

 

 しかし、ご本人だけで手続を進めておりますと、調停委員の言っていることが相手の方ばかり持つ不公平な意見なのか、家庭裁判所での一般的な取扱なのかと言うことを瞬時に判断することは難しいと思います。

 弁護士に相談をすれば、調停委員の言っていることが不公平な意見なのかどうかはよく分かると思います。

 

②調停委員が話を聞いてくれない

 「調停委員が話を聞いてくれない」というご不満も、調停でのご不満としてはよく聞きます。

 

 なお、離婚調停の場合、入れ替わりで調停室に入室する関係で、1回に話をする時間は30分程度とするのが一般的です。

 そのため、調停委員としてもこの30分という持ち時間で必要なことをあなたから聞かなければいけません。あなたが言いたいことを全て聞いてくれない、消化不良だと思うこともあるかもしれませんが、それは、この「手持ち時間」のせいかもしれません。

 

 この点はご本人様としては不満でしょうが、要領よく自分の気持ちを伝えると言うことも調停においては大切なことです。

 

③調停委員が専門用語を使うため分かりにくい

 離婚調停の場合、調停委員もできる限り平易な説明をしますので、ご本人でも「調停委員の言っていることが専門用語ばかりで全く分からない」と言うことはほとんどないと思います。

 

 ただ、ご本人としては、このような意味だと考えていたのに、調停委員が言わんとするところがずれていたと言うことは往々にしてあります。

 あまりその様なズレが多いという場合には、一度弁護士に相談することも考えてみて下さい。

 

 

4.まとめ


・ 調停途中からでも弁護士に依頼は可能

・ 調停途中で不安がある場合、弁護士を頼んだ方が良いかどうかを弁護士に相談するという方法もある。

・ 調停途中で不安がある場合、弁護士に相談してみると(依頼しない場合でも)安心できることが多い。

 

 

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雨宮眞也法律事務所

弁護士 秦(はた) 真太郎

TEL03-3666-1838|9:30~18:00

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投稿者: 弁護士秦真太郎

2017.01.16更新

 

こんにちは、東京・日本橋の弁護士秦(はた)です。

 

1.弁護士費用は高額なイメージが強い


 

 皆さん離婚問題で困っていても、弁護士に頼むとなると高額な弁護士費用がかかるというイメージをお持ちの方も多いと思います。

 

 仮にホームページで「弁護士費用について明瞭に説明」とか「安心価格」と書かれていても、「自分が頼んだ時に高額な弁護士費用を要求されないか?」ということは不安の種だと思います。

 今回は、私が得意とする離婚事件の弁護士費用を安く抑えるテクニックをいくつかご紹介致しますので、弁護士選びの参考にして下さい。

 

 

2.【弁護士費用を安くするテクニック1】法テラスを利用する


 

 率直に申しますと、離婚事件を安く依頼したいという場合、法テラスを利用して弁護士に依頼するという形が一番現実的かと思われます。

 

 なお、法テラスを利用する際にもいくつか注意点がありますので、事前に以下の点を十分にご確認下さい。

 

(1)法テラスに行かなくても大丈夫

 法テラスを利用する場合、端的に言いますと①最寄りの法テラスに足を運んで、法律相談をし、その場で弁護士を依頼するという方法と、②依頼する弁護士を先に決めた上で、その弁護士経由で法テラスに申請をしてもらう方法の2種類があります。

 

 ②の方法の場合、知人のツテやインターネット経由で依頼する弁護士は決まっていますので、その弁護士の事務所には足を運ばなければなりませんが、直接法テラスに足を運ぶ必要はありません。インターネットで弁護士を検索しておりますと「法テラス対応」といった表示をしている弁護士もいますが、これは、その弁護士のところに相談に行けば、その弁護士経由で法テラスを利用できるという意味です。

 

 なお、事前に依頼する弁護士を決めてしまう場合、その弁護士が法テラス経由の事件は取り扱わないという場合もありますので、事前にその弁護士に確認をしておく必要があります。なお、私は法テラス経由での事件も担当致しますので、私のところにご相談に来られた場合には遠慮なく法テラスの利用希望をおっしゃって下さい。

 

(2)収入や資産の制限がある

 法テラスは、ご自身で弁護士に依頼することが難しい人(それほど高収入ではない人)を対象にしていますので、月収や手持ち資産に応じた制限があります。この点は実際に弁護士に相談行った際に尋ねてみると良いでしょう。

 

(3)法テラス経由だと弁護士が手抜きしないか?

 たまに法テラス経由の事件だと弁護士費用が安い反面、弁護士が手抜きするのではないかという不安を持たれる方もいらっしゃいます。

 ただ、私が知る限り、法テラスに登録している弁護士で、その様な弁護士はいないのではないかと思います。

 そのため、弁護士費用が安いイコール「キチンと弁護してくれない」ということにはつながりません。

 

 

3.【弁護士費用を安くするテクニック2】弁護士費用比較サイトを過信しない。


 

 インターネットを検索しておりますと、弁護士費用比較サイトなるものを目にすることがあります。

 ただ、このようなサイトは通常借金の整理や交通事故に関するものが多く、離婚事件に関する比較サイトはほとんどないと思います。

 これは離婚事件の場合、財産分与や慰謝料など付随する問題の複雑さや金額に応じて弁護士費用が大きく変動するため、簡単に比較することが難しいからだと思います。

 

 逆に言いますと、離婚事件に関する弁護士費用比較サイトなるものがあったとしても、その情報を過信しない方が良いと思います。あなたの抱えている問題の実態を掴みませんと正確な弁護士費用を計算することは難しいからです。

 

3.【弁護士費用を安くするテクニック3】「相場」という言葉を過信しない


 

 インターネットを検索しておりますと、離婚事件の弁護士費用の相場をまとめているサイトなどもあります。このように「相場」と言われてしまいますと、その「相場」よりも高い弁護士費用は支払いたくなくなってしまうように思えます。

ただ、このような「相場」は、今後弁護士を頼む際の「参考」にすることはよいと思いますが、あまりこれを過信し過ぎない方が良いと思います。

 先ほども簡単に触れましたが、あなたの離婚事件は世界に一つしかない事件ですから、単純に「相場」という枠で評価できないと思います。

 

 

4.【弁護士費用を安くするテクニック4】実際に複数の弁護士に会ってみる


 

 先ほど紹介した法テラスを利用できない場合などで、安い弁護士にお願いしたいという場合、直接弁護士に会っていくらになるのか質問するというのが端的かと思われます。

 

 弁護士を選ぶ際、私は、できれば複数の弁護士に実際に会ってみて相性がよい弁護士に依頼することを勧めております。そして、その様にして実際に弁護士に相談した際には、その弁護士に頼んだ場合いくらで引き受けてくれるのか率直に確認してみると良いでしょう。

 

 なお、弁護士費用を確認する際には、以下の点に十分注意して下さい。

(1)着手金だけではなく報酬金の金額もしっかりと質問する

 着手金というのは弁護士に依頼する際に最初に必要になるお金です。弁護士によっては最初の着手金は安めにして、報酬金を高めにするという先生もいらっしゃいますので、「成功報酬がいくらになるのか」という点はしっかりと確認して下さい。

 

(2)追加費用が発生しないかについてもしっかりと質問する

 弁護士によっては離婚調停のために裁判所に足を運んだ場合、その都度日当を請求する先生などもいます。

 また、裁判事件で裁判所に提出する書面については文書料を取らないけれども、他の外部機関に書面を送る場合には文書料を取る先生もいらっしゃるようです。

 

 通常弁護士費用と言った場合、着手金と報酬金がメインとしてかかるお金なのですが、それ以外にどのような費用が追加で必要になるのかはしっかりと確認しておいて下さい。

 

 

5.【弁護士費用を安くするテクニック5】弁護士事務所での値引き交渉は逆効果


 

 家電量販店などを見ておりますと、店頭での値引き交渉はよく見かける光景になりました。

 他方、弁護士に依頼するという場合、弁護士に対して値引き交渉するという話は私自身は聞いたことがありません。インターネット上の「弁護士費用の相場」といった言葉を見てしまいますと、弁護士に対して「相場にして下さい」と言いたくなるかもしれませんが、今後の弁護士との関係を考慮すると避けた方が良いと思います。

 

 

6.まとめ


・ 法テラスの利用資格を満たす場合には、法テラスを利用すると良い。

・ 自分が知っている弁護士やインターネットなどで検索した弁護士が承諾してくれれば、その弁護士を経由して法テラスは利用できる。

・ 弁護士費用比較サイトの内容は過信しない

・ 離婚事件は多様なので「相場」という言葉に惑わされない。

・ 実際に相談した弁護士にいくらかかるか尋ねて比較する。

・ 直接弁護士に値引き交渉をするのは印象が良くない。

 

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投稿者: 弁護士秦真太郎

2017.01.09更新

 

こんにちは、東京・日本橋の弁護士秦(はた)です。

 

1.離婚事件で奥様が女性弁護士に依頼したいというニーズ


 

 離婚事件を取り扱っておりますと、奥様が事件をご相談される際、女性弁護士に相談したいという要望が出されることがあります。

 

 離婚問題では、これまで家庭内で起こったことについて詳しくお話を伺う必要が出てきますから「男性にこんな話をするのは恥ずかしい」とか「同性の方が話がしやすい」ということから、女性弁護士にご相談されたいと言うことだと思います。

 このような視点から、以下、私が離婚事件を取り扱ってきて感じるところを率直にご説明します。

 

2.異性に話をすることが恥ずかしいという点について


 

 この点については、離婚の調停も視野に入れている場合、男性弁護士を排除する積極的理由にはならないと思われます。

 

 といいますのは、家庭裁判所の調停においては、調停委員会に対して事情を説明する必要があるのですが、調停委員は男女1名ずつで構成されますので、必ず男性にも同じ話をしなければなりません。また、調停委員会を構成する裁判官には男性も多くいます。

 

3.同性の方が話やすいという点について


 

 確かに、女性同士の方が気軽に話せる、話がしやすいということはあると思います。

 

 ただ、私が離婚の問題を多く取り扱っていますと、以下のようなお困りでセカンドオピニオンを受けたことが何度かあります。つまり、「今担当してもらっている弁護士は女性なのですが、女性トークで盛り上がってしまって、事件処理について今一方向性がはっきりしなくて困っています」というご相談です。

 気軽に話をできるというのはメリットになりますが、場合によってはデメリットになることもあるのだと思います。

 

4.男性弁護士・女性弁護士というくくりで区別するのは危険かもしれない


 

 インターネット上には、弁護士選びのコツを紹介するページも多いのですが、男性弁護士・女性弁護士のメリット・デメリットを紹介するページも見かけます。

 

 その様なページでは、男性弁護士の方が「押しが強い傾向がある」(つまり、相手に対して強く出ることができる)とか、女性弁護士の方が「緻密で繊細に対応してくれる」といった紹介がなされることもありますが、率直に言いますと、男性弁護士・女性弁護士ではくくれない話なのではないかと思います。

 

 私も離婚事件を多く取り扱いますので、相手に弁護士が就くケースも多いのですが、女性弁護士でも繊細というよりはザックリと進めていらっしゃる先生もいますし、逆に、男性弁護士でも非常に緻密に進めていく先生もいらっしゃいます。

 そのため、男性・女性ではなく、「実際に自分にあった弁護士を探す」というのが一番ではないかと思います。

 

5.実際に弁護士に会ってみよう


 

 女性の方で、女性弁護士の方が良いと思えるけど、間口を狭めたくないというお気持ちもおありなら、まずは、実際男性弁護士にご相談に行かれることをオススメします。

 実際に会ってみると、男性弁護士でも話しやすいということもありますし、不安感がかなり和らぐのではないかと思います。

 

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