2017.02.13更新

 

こんにちは、東京・日本橋の弁護士秦(はた)です。

 

1.離婚に踏み切る前に考えるべきことは意外に多い


 

 離婚を考えた場合、通常まず一番に離婚後の生活、離婚後の育児環境のことが頭に思い浮かぶと思います。

 ただ、今後相手と離婚するかしないかという点で争っていくことも考えますと、他にも色々と考えておかなければならないことがあります。

 

 

2.今後「やり直す」ということが絶対に無理だと言える状況なのか


 

 当たり前のことなのですが離婚する場合、離婚後、法律上相手は「他人」ということになります。裏を返すと離婚を切り出すと言うことは他人になって欲しいと切り出すことと同じなので、今後「やり直す」ということが絶対に無理だと言えるほどの状況でこそ、離婚を切り出すべきだと言えます。

 

 今後相手と「やり直したい」と思うこともあるかもしれない、ということでしたら、離婚を切り出す時期も含めて慎重に行動した方が良いかもしれません。

 一時的な感情で離婚を決断してはいけないというのは当然ですが、上記の通り、今後「やり直す」ということなど有り得ないという覚悟は持って臨んだ方が良いと思います。

 

 

3.まずは、お子さんの幸せをよく考える


 

 お子さんの幸せのことを考えるとお父さんとお母さんが揃っている方が良いという結論しかないということになります。

 

 私が申し上げたいのは、このような一般論の話ではありません。

 分かりやすく言いますと、現状と離婚後の生活とでどちらの方がお子さんにとって幸せなのかという比較と、離婚後のお子さんのケアが可能なのかどうかと言う問題です。

 

①現状との比較

 分かりやすく言いますと、毎日喧嘩が絶えないという家庭の場合、お子さんにとっても悪影響になりますので、むしろ、離婚した方がお子さんにとっても望ましいというケースがあります。

 また、旦那が暴力をふるうという場合、仮に直接お子さんに手を上げなくても、お母さんであるあなたが殴られたり蹴られたりしているところを目撃していると、お子さんにとっても悪影響があることは間違いありません。

 

 いずれにせよ、あなたが離婚を切り出したいと思っているという場合、夫婦関係がぎくしゃくしていることは間違いありませんから、その様な状況・環境がお子さんにどのような影響を与えているのかについてよく考え、離婚後の生活と現状を比較してみると良いでしょう。

 

②離婚後のお子さんのケア

 離婚後あなたがお子さんを育てていくという場合、しっかりとした生活環境・教育環境を整えていく必要があると思います。

 ただ、それだけではなく、お子さんと相手との接し方についても考えておく必要があると思います。

 

 例えば、相手がDV旦那だったとしても、お子さんには優しく、お子さんの方も懐いているという場合、離婚したからと言って一切お子さんに会わせないというのは、お子さんにとって幸せではないかもしれません。

 

 

4.相手が争ってきた場合の備えをする


 

①相手の財産の在処を把握しておく

 離婚の際には婚姻期間に増加した財産については財産分与という形で折半するのが通常です。

 しかし、離婚を切り出すと、相手は財産を取られたくないために、財産の在処を隠してしまう場合があります。

 

 そのため、相手が財産の在処を隠すことも想定して、どのような財産をどの程度持っているのかについては予め把握しておいた方が良いです。

 このようにしておくと、財産分与でいくらもらえそうなのかの見込みが立ちますので、離婚後の生活設計にも役立ちます。

 

②相手の収入を把握しておく

 相手の収入は家庭裁判所の調停などになれば、相手が隠匿していくことは非常に難しいのが実情です。

 ただ、相手の収入を早めに把握しておけば、離婚するまでに生活費としてどの程度のお金をもらうことができ、離婚後養育費としてどの程度のお金がもらえそうかという見込みを立てることができます。

 

 なお、同居中、相手が口頭で話していた収入の金額と、実際にもらっていた給料の金額が違うと言うこともありますので、可能な限り給料明細書で相手の収入は把握しておくのが無難です。

 

③離婚原因の証拠の確保

 相手の浮気を原因とする場合や相手の暴力に耐えかねて離婚する場合は特に分かりやすいですが、このようないわゆる「離婚原因」の証拠は早い段階から集めておいた方が望ましいです。

 離婚を切り出すと、相手がしらを切るというケースもありますので、事前に証拠集めをしておくべきです。

 

 

5.今後の生活基盤の確保


 

 前述の今後の養育費の金額等とも関わってくるのですが、離婚した後の住まい、収入を得る手段については事前に目処を付けておく必要があります。

 

 

6.まとめ


・ 今後「やり直す」ということが絶対に無理な状況かよく考える。

・ 離婚に伴うお子様への影響を考える

・ 相手が離婚に反対してきた場合の備えをする。

・ 今後の生活基盤を確保する。

 

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投稿者: 弁護士秦真太郎

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